ゴーヤ

引っ越しの手伝いに行くと友人の卒業アルバムに珈琲をこぼした跡があった。
そういえば、卒業アルバムの中のあの頃はイキがっては日々怒られていた。
たのしくもあったけど、苦々しいこともあった。
月日が流れればあんなこともあったなぁと味わい深い。
子供の頃、コーヒーとかピーマンの苦さを受け入れられなかった。
それがいつしか口にするようになる。
まさか卒業アルバムをめくりながら優雅に珈琲を飲む時が来るなんて思いもしなかっただろう。
まさか、苦い食べ物が好きになるなんて思いもしなかっただろう。
美味しい、いや、美味しいには美味しいのだが美味しいというより、好ましい?
苦いものをたべてみたくなる。
ゴーヤの苦さがたまらなく愛しい。

ゴーヤとは

ゴーヤは、ウリ科ツルレイシ属の野菜で、正式な和名は「ツルレイシ」、一般には「ニガウリ」とも呼ばれます。最大の特徴は、表面のイボイボと独特の苦味です。

基本情報

項目内容
名称ゴーヤ、ゴーヤー、ニガウリ、ツルレイシ
科・属ウリ科・ツルレイシ属
原産地熱帯アジア
特徴強い苦味、イボ状の表面
日本での代表的な地域沖縄・九州
夏(特に7~8月頃)
代表料理ゴーヤーチャンプルー、天ぷら、和え物、酢の物など

1.ゴーヤの由来・歴史

ゴーヤの原産地は熱帯アジアと考えられています。中国やインドでは古くから利用されており、日本には16世紀ごろに伝わったと考えられています。

日本では特に沖縄で栽培・食用が定着しました。

「ゴーヤ」という名前は、沖縄の方言で「苦いウリ」を意味する言葉に由来するとされています。

また、「ニガウリ」のほかに「レイシ」や「ツルレイシ」という呼び方もあります。熟したゴーヤは果肉が黄色くなり、種の周辺が赤くなることから、果物の「ライチ(茘枝)」に似ているとして「レイシ」と呼ばれるようになったという説があります。


2.ゴーヤの栄養素

ゴーヤは、低カロリーながらビタミンやミネラル、食物繊維を含む野菜です。

沖縄県の食材情報では、可食部100gあたり以下のような栄養成分が示されています。

栄養素100gあたり
エネルギー17 kcal
たんぱく質1.0 g
脂質0.1 g
カルシウム14 mg
0.4 mg
ビタミンB10.05 mg
ビタミンB20.07 mg
ビタミンB60.06 mg
ビタミンC76 mg
ビタミンK41 μg
食物繊維2.6 g

特に注目したいのがビタミンC

ゴーヤはビタミンCが比較的豊富なのが特徴です。

さらに、ゴーヤに含まれるビタミンCは、一般的な野菜のビタミンCと比べて加熱による損失が少ないとされています。そのため、炒め物などにしてもビタミンCを摂取しやすいのが特徴です。

食物繊維

100gあたり約2.6gの食物繊維を含みます。特に不溶性食物繊維が多く、野菜から食物繊維を摂る際の一品として取り入れやすい食材です。

カリウム

カリウムも含まれており、沖縄県の資料では100gあたり260mgとされています。


3.主な産地

日本では特に沖縄県が代表的な産地です。

また、沖縄以外では鹿児島県などの九州地方でも盛んに栽培されています。現在では関東地方などでも栽培されており、全国的に流通しています。


4.旬はいつ?

ゴーヤは代表的な夏野菜です。

沖縄県の観光情報では旬を4~7月としている一方、全国的な出荷量を見ると8月が最も多く、「8月がまさに旬」とされています。

5.ゴーヤの「苦味」と夏野菜としての魅力

ゴーヤは、単に沖縄料理に使われる野菜というだけではありません。

「暑い地域で昔から食べられてきた、栄養価の高い夏野菜」というところが大きな特徴です。

特に、

  • ビタミンCが豊富
  • 加熱してもビタミンCが失われにくい
  • 食物繊維を含む
  • カリウムなどのミネラルを含む
  • 低カロリー
  • 暑い時期に旬を迎える

という点が魅力です。


まとめ

ゴーヤは、熱帯アジア原産のウリ科の野菜で、沖縄を代表する夏野菜です。

  • 由来:熱帯アジア原産。日本には16世紀ごろ伝来したと考えられる
  • 名前:「ゴーヤ」は沖縄方言で「苦いウリ」の意味
  • 別名:ニガウリ、ツルレイシ、レイシ
  • 特徴:イボイボの表面と独特の苦味
  • 栄養:特にビタミンCが豊富。食物繊維やカリウムなども含む
  • 産地:沖縄県が代表的。鹿児島など九州でも栽培
  • :夏。全国的には6~8月頃、特に8月が出荷のピーク
  • 代表料理:ゴーヤーチャンプルー
  • 苦味対策:塩もみ、水さらし、下茹でなど
  • 保存:乾燥を防いで冷蔵
  • 現在:沖縄だけでなく全国で栽培・流通している

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