車で仕入れや配達の夏になれば、高中正義。
このアルバムはいつもよりロックぽい音で演奏してる。
暑さで高鳴る鼓動に高中サウンドが心地よい。
そんな高中サウンドを知ったのは高校1年の夏。高校生になってバイトなんか始めちゃって、夏休みに(男数名で)新島へ行こうということになった。今では考えられないが、あの頃はラジカセを持って出歩くような時代だった。夜の埠頭で船に乗るのを長々と待っていたときにノックか福田がカセットテープを流しはじめて、いつまで待てど暮らせど歌が始まらず、えっ、お前らこんな歌の入ってない曲聞いてるのか?!とびっくりしたものだ。さらに横にいた女子大生たちに「わぁ、いいねぇ」と声をかけられ、”わ、なんだこれ、大人の世界の幕開けじゃんか”と高鳴る俺の鼓動に合わせて高中正義がギターを鳴らしていた夏。
夏になれば高中で思い出す若かりし夏の味わい。

