
練り切りで作りました。
雪吹き荒ぶ冬に、一筋の春を待つ、そんなイメージで作ってみました。
餡子を中に入れているものが多いと思うのですが、甘く練った黒胡麻を入れてみました。
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うちの練り切りは、北海道手亡豆の白餡に羽二重粉で求肥のようなものを作って練り合わせます。
白餡に混ぜ合わせるものは、山芋や餅粉、求肥、水飴など店によっていろいろです。
伝統がある和菓子のイメージはあるのものの「練り切り」ってなんだ?
ざっくり簡単に、、、
「練り」の意味
白あんに砂糖や山芋を加え、火にかけながら
水分を調整しつつ丁寧に練り上げる工程を指します。
この「練る」ことで
- きめ細かさ
- 口溶け
- 造形性
が生まれます。
「切り」の意味
仕上げた生地を
包丁やへらで切り分けて成形する工程を指します。
現在は手取り細工が中心ですが、
もともとは“練った生地を切り分ける菓子”という意味でした。
歴史的背景
練り切りは、江戸後期に発展した上生菓子の一種で、
京都や江戸の茶の湯文化とともに洗練されました。
特に茶道との関係で発展したため、
流派としては
- 千利休
- 裏千家
- 表千家
などの茶の湯文化の影響を受けながら
「季節を写す菓子」として完成度を高めていきました。

