
とにかく文章も物語も設定も上手くて世界に引き込まれる。
表紙からいい感じ。
本屋さんが遭遇する本に絡んだ物語が3つ入っている。
それぞれ雰囲気が違うし、別の話であるのだが、本屋を通して連なっている。話の順番もこの連なりもイカス。
どうして本屋になったのか、どんな本屋なのか、他の本屋はどんな感じかそんなくだりを読んでいると今の時代にも重なるように思える。
洋ものの小説にはない日本ならではの奥ゆかしさや心情を感じる。
実写でもアニメでも映像化してもいいように感じた。
人情揺すぶられたり、ちょっと考えさせられたり、最後は前向きに広がり、大人の(娯楽)小説にいい感じだと思った。

