「コード・ブッダ/機械仏教史演技(円城 塔)」の簡単感想

世界観を感じる、雰囲気を感じる。

SFでありファンタジー、
なんだけど、謎解き探究ミステリーのようでもあり、
そこにとても広い範囲の知識が散りばめられていて、
量子コンピューターと禅の組み合わせとか章ごとの視点の変化や展開がたのしい。
(、、、読んでいてタチコマを思い出した)

私の程度の問題であろう。
知らない言葉、読めない漢字、仏教関連言葉がたくさん出てきて、まぁ、今はスマホで確認できるわけだが、何度それを繰り返したことか。

日本ならではの価値観あってのおもしろさを感じた。

人間はいつも不安や苦しみを見つけ出し、日本人には膨大な知識とネットワークを持ちクールな機械仏教が似合うのかもしれない。
そこに、情報やネットワークではない魂とか悟りとは、、、。

興味深くとても面白かった。





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